ホットスタンプキャップ製造工程

射出成型機を使用して、高温で溶かした樹脂原料を金型へ押し出し成型を行います。
1：高温化（加熱）｜樹脂原料を高温で溶かし、流動性を与えます。
2：成型（加圧）｜金型に押し出すことで設計した形状に成型します。
3：固める（冷却）｜ゆっくりと冷却して、設計した形状に固定化します。

【作業環境】
電子部品や光学機械の製造を行える清潔な環境レベルのクリーンブース内で作業を行っています。
【ホットスタンプとは】
金属等を使用した箔（主に金箔、銀箔、ホログラム箔、ヘアライン箔など）を温度・圧力・時間の3要素で樹脂面に圧着し、光沢や文字・絵柄などを装飾する加工方法です。
【使用している加工方法】
側面｜上下水平移動する熱盤と回転治具の組み合わせにより、円筒製品の円周上（側面）に箔を熱転写します。
天面｜上下移動する版を取り付けた熱盤により、テーブル上に設置した製品に箔と版を押し付けて、製品上部（天板）に箔を熱転写します。

箔押し加工後、パッキンを装着します。
1：装着台にセット｜装着台にパッキンを置き、上にキャップを重ねます。
2：圧力固定｜圧力の違う2つのプレス機でパッキンをキャップ裏に固定します。

目視で検品を行い、段ボールに製品を詰めます。