創業者 大久保鐵臟 胸像 除幕式を執り行いました

平素より大久保製壜所をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

2024年12月10日、弊社創業者である大久保鐵臟の胸像除幕式を執り行いました。
これは、弊社会長の大久保保の意向により進められたもので、鐵臟の命日にあたるこの日に完成を迎えました。

胸像製作の背景

大久保鐵臟は、弊社会長 大久保保の祖父にあたる人物です。会長が小学生の時に鐵臟は亡くなられており、はっきりとした記憶が残っていないため、胸像製作にあたっては、鐵臟のご息女の皆様にご協力いただき、当時の記憶を元に顔を再現しました。こうして、鐵臟への敬意と感謝を込めた胸像が無事完成しました。

除幕式の概要

除幕式には、来賓として大久保鐵臟のご息女とご主人をお迎えし、次のような流れで式を執り行いました。

  1. 主催者挨拶|大久保保会長
    会長から胸像製作の経緯が語られ、大久保鐵臟の生涯についても簡単に紹介がありました。以下はその要約です。

    大久保鐵臟の履歴
    大久保鐵臟は1898年、神奈川県横浜市に生まれ、幼い頃からモノ作りに秀でていました。1921年にガラス職人として修業を始め、1926年には2代目となる長男の實が誕生。その後、東京で腕利きの職人として名を馳せ、1934年に大久保製壜所を設立しました。戦時中は工場の全焼や自身の健康問題に見舞われましたが、彼の努力と家族、職人たちの支えにより、事業は拡大しました。1958年に61歳で逝去しましたが、彼の意思は現在の弊社へと引き継がれています。
    Tips|大久保鐵臟により創業

  2. 来賓ご紹介
    大久保鐵臟のご息女とご主人をご紹介し、胸像製作にあたりご協力いただいたことへの感謝を述べました。

  3. 胸像の除幕
    会長をはじめ、来賓、社長、常務、役員、管理職および労組委員長が参加し、除幕式が行われました。

  4. 社長挨拶|大久保統社長
    弊社社長 大久保統からは、創業者鐵臟の胸像が完成したことへの喜びと、今年が創業90周年であること、業績の順調な推移に対する感謝が述べられました。さらに、胸像を将来的に改装予定の応接室に設置し、取引先やお客様にもご覧いただけるようにする計画や、10年後の創業100周年に向けて社員一同で努力していく決意が語られました。

  5. 胸像の設置
    除幕後、創業者の胸像は、2代目である大久保實の胸像の隣に設置されました。これにより、歴史と伝統を今後も大切にしていく意志を象徴する場となりました。

以上、無事に除幕式を終えることができました。今後とも、創業者の精神を受け継ぎ、さらなる発展を目指して努力してまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。

株式会社 大久保製壜所